2021.12.14「討ち入り」の日に想うこと

1702年(元禄15年)12月14日(旧暦)、赤穂浪士四十七士が江戸・本所松坂町の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げました。
四十七士は吉良邸から引き揚げて、吉良の首を浅野内匠頭の墓前に供え、そして、吉良邸討ち入りを幕府に報告し、幕府の指示に従って全員切腹しました。

勇ましさ、さらには潔さも会い混ざって、この「赤穂事件」を基にして人形浄瑠璃・歌舞伎の演目の一つ「仮名手本忠臣蔵」など数多くの創作作品が作られ、現在まで語り継がれています。
協会がある港区そしてその周辺にも実際の舞台があります。

当時の世相感覚からでは致し方ないのではありますが、やはり「武力解決しか手段がなかった」いう選択はつらいものです。
ただ80年前においてもそのような選択をすることが生きており、国内では普通になされていたのですよね。

協会では多様性を重んじますので、意見がぶつかる事もあります。
むろん武力衝突はありませんが、個人的主観から述べている意見は、他の方からそれを見透かされはじかれる。
そのような気がします。
時には一歩立ち止まり、「自分の事より、隣に座る人や会員企業に取って何が必要なのか」と考えれば適切な回答は得られると思い、毎日を過ごしています。

(本日の担当:k)

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