2021.09.21中秋の名月

本日は「中秋の名月」。
旧暦の8月15日の夜に見える月のことですが、今年は約8年ぶりに満月と重なるため、とても明るく見ごたえがありそうです。
ただし首都圏は夜半に雲がかかるため、雲越しの月を見る事になりそうですね。

月がよく見える場所に台を置き、十五夜にちなみ15個の団子を盛り、その横に神様が降り立つ「依り代(よりしろ)」となるススキを添えるのが、昔ながらの供え方なのですが、そんな文化もコロナと戦い、日々忙しく過ごす現代人に取っては…?
月を見上げる事すら余裕もないのかもしれません。

そういえば、中秋の名月といえば...、
「かぐや姫が月の都に戻られた日」でもあり、やや物悲しい日。

大変お世話になった協会のHさんも産休のため、今月末、協会から一旦去り、晩秋にかぐや姫を授かる予定です。
数年後には復帰されますので、協会メンバー一同、今から楽しみにお待ちしております。

ちなみに、
かぐや姫は竹から産まれましたが、「竹取物語(原作)」にその時期は記されていません。
一般に「竹の伐採時期」として適しているのは晩秋らしいので、「かぐや姫は晩秋に生まれた」と識者は語ります。
Hさんもそれをわかっていたのでしょう...。

(本日の担当:k)

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