2021.10.19奇数 or 偶数

世間では、コロナにより延期していた「旅行」について少しずつ前向きな動きが見えます。
ただ「結婚式」においては「(飲食を伴う)披露宴は...?」とまだまだ控える様子。
幸せなカップルを祝う場は、一日も早く正常化する事を願うばかりです。

ところで、そんな遠ざかってしまっている「結婚披露宴」のご祝儀ですが、
世間的には、会社の同僚や友人には3万円が相場だといわれ、1万円札を3枚にすれば奇数となるため「割り切ることができない」、「お二人がいつまでも別れないように」という意味を込め、お渡ししている方が多いのですが、昨今の風潮としては、「ペア」という意味がある事より、2万円を包む方も増えているそうです。

実は、ご祝儀を奇数にしている理由は、そもそも偶数より奇数の方が縁起が良いためなのだそうです。
古代に日本に伝わった中国の思想「陰陽」に端を発し、奇数は陽、偶数は陰に配され、ここから陽である奇数を「吉」と見て、陰の偶数を避ける習慣が生まれ、陰(偶数)よりも陽(奇数)が結婚式などのおめでたい席に似つかわしく、宴会や一大イベントなどの手締めは「三本締め」や「一本締め」、子供の成長を祝うのは「七五三」など、現在でも生活に根ざした様々な場面で「奇数」が登場するのだそうです。

協会では、1月初旬に賀詞交歓会を開催する予定なのですが、飲食の扱いをどのようにするか頭を悩ませているところです。
こちらのイベントは、会員企業の皆様から、ご祝儀を頂戴しておりませんので、お気軽にお越しください。
ちなみに縁起を担いだわけではないのですが、1月奇数日に開催する予定です。

(本日の担当:k)

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