2021.10.14鉄道の日

今日(10/14)は鉄道開業の日。NHK朝のニュースでも紹介していました…。
明治5年10月14日、日本で初めての鉄道が新橋〜横浜間(現在の桜木町駅)に開通しました。
全長:29km、所要時間:58分だったそうです。

現在でも、京浜東北線での新橋-桜木町間(28.9km)の所要時間は41分ですから、当時を思うといかに早い乗り物であったか想像されます。
また高輪付近では薩摩藩屋敷を迂回するため、全区間のうち1/3は海を埋め立てた場所にレールを敷いていたそうです。
明治8年になると、新橋駅始発は朝7:00出発、最終電車は夜11:15発。日付も跨ぐなど、新交通システムとして利用されました。
ちなみに、第一号機である英国製機関車のプレートには「no.614 ENGINEERS」の文字が掲げられており、鉄道博物館(さいたま市)に展示されていますので、ご確認ください。

現在の鉄道技術の進歩は言うまでもなく、協会会員企業の皆様により、むしろ海外に日本の鉄道インフラシステムを展開するまでになっています。
むろん安全・スピードも兼ね備えた日本の技術力。日本のエンジニアってやはり凄いですね。

ちなみに運賃は、上等(1円)、中等(60銭)、下等(30銭)との事。
30銭は当時お米10kgが購入できる金額に相当するようで、庶民にはまだ高価な乗り物だったようでした。

(本日の担当:k)

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