ENAAブログについて

ENAAブログは、エンジニアリング協会の各部署やスタッフが日々の活動の中で感じたこと、経験したことなどをざっくばらんにブログ形式で発信していくコンテンツです。

2021.07.01Leap before you look

見る前に飛べ!
昨日、協会理事長に就任された山東理二氏(千代田化工建設株式会社社長)の座右の銘です。
本日の就任記者会見で「英国の詩」として紹介されました。
エンジニアリング業界に取り、激動の時代を乗り越えるための「背中を押す素晴らしい言葉」だと思います。

「跳ばないで待つより、跳んで失敗した方が断然学ぶものが多いのだ。
最後に勝ち残るのは、リスクを怖がらずに跳んで、たくさん失敗した人だ。」
という深い意味があります。

この表題で、
山東理事長が目にしたであろう、英国詩人が記した最初の一節をご紹介します。

Leap before you look

見るまえに跳べ
危険の感覚が消え失せてはならない
たとえここからはどんなに緩やかに見えようと
君の行く道は短く険しいのだ
見たいなら見るがいい、でも君は跳ばなくてはいけない
〜 W.H.オーデン

(本日の担当:k)

2021.06.30永松理事長 ありがとうございました

協会理事長として活躍された永松治夫氏(東洋エンジニアリング株式会社社長)が本日付けでご退任されます。
コロナ禍でのエンジニアリング業界主導・協会運営は、想像を超える困難を極めていたと思われますが、私共を力強く牽引して下さいました。
この激動期において、「協会会員企業数の増加」、「講演会参加者の倍増」、「大型ナショプロの受託」、といった数々の業績が光ります。

「エンジニアリング業界としてヒト・モノ・技術・サービスを融合して新たな価値を幅広く提供していきたい」と2019年6月28日の就任時にご挨拶なされた一声が最近のような気がしております。
業界および協会は、その言葉を胸に「新たな価値」をさらに見つけて参ります。
この2年間、ありがとうございました。

なお本日付けで、
山東理二氏(千代田化工建設株式会社社長)が協会理事長にご就任されました。

(本日の担当:k)

2021.06.29Sさんへ

約2年前、私が協会に入った時、
Sさんは、私を気遣って「右も左もわからないだろうから...」とご自宅に誘って下さり、奥様の手料理をご馳走して下さいました。
また私が「ジンジャーエールが好きである」という話を聞いたようで、その日、世界各国のジンジャーエールを7種類ぐらい準備していただきましたっけね。
当日、協会のあらゆるイベントを説明して下さっている際に、
「私は6年前まで協会にいたので、協会の事は良く知っているんです」と言いかけたものの、その場では言えませんでした。
なぜか、その優しさがとても嬉しかったのです。

今日は、星の王子さまで知られる作家で飛行士のサン・テグジュペリの誕生日。
「星の王子さま」の一節に「大切なものは目に見えない」という名言がありますが、
それ以外にも次の一節が私は好きです
「人間たちはみんなこのことを忘れてしまっている。大事な人との関係はいつまでも大切にしなくちゃ」

Sさんとの関係を大切に繋げていきたいと思います。

(本日の担当:k)

2021.06.28名字について

最近、「夫婦別姓」を認めない民法の規定について、最高裁判所大法廷は憲法に違反しないとする判断を示しました。
夫婦別姓については、メリット・デメリットがあるため、中々議論が進みませんが、女性の社会進出を加速するために希望する夫婦においては「夫婦別姓を認めても良いのではないか」と思うこの頃です。

現在、日本人の苗字は約10万種類あるそうですが、確実にその数が減っているのだとか?
夫婦同姓、少子化などの理由もあり、統計学上は、一世代ごとに2500種減る可能性もあるそうです。
確かに確実に減りますよね。

そういえば協会職員にも珍しい名字の方が多数おられます。

偶然とはいえ、長寿の生物を名字に冠したお二方が、協会にいらっしゃいます。
コロナ禍に関わらず、協会会員企業数は増加しているのは、
お二方の不思議な力で、協会に繁栄をもたらせてくれているのかもしれません(嬉)。

(本日の担当:k)

2021.06.25大型ナショプロ受諾

既にプレス発表(6/22)したのですが、
CCUS(二酸化炭素の回収・有効利用・貯留)に関する大型ナショプロをNEDO殿から受諾致しました。
Press-release_20210622_ver7.pdf (enaa.or.jp)

「脱炭素化」に向け、協会も鋭意努力して参りますので、皆様方のご指導を引続きお願いいたします。
発表当日は、様々な機関からの問合せもあり、また経産省梶山大臣も本件について触れられたとの報告もあり、大変身の引き締まる思いがしています。
今週は本件でバタバタが続きましたが、ようやく落ち着いた所です。

本日は月末最終金曜日。いうなれば「プレミアムフライデー」。
本来なら、業務を15時ぐらいに繰り上げ、仲間と懇親の場に,,,と行きたいところですが、今はだめですね。

コロナの影響を受け、「プレミアムフライデー」って言葉自体、死語になってしまいました。

(本日の担当:k)

2021.06.24「開けてはならない」

ご存知の「パンドラの箱」。
「開けてはならない」とギリシャ神話のゼウスがパンドラに贈った箱。
中身は病気、憎悪、犯罪、争いなどが出てくるため、決して「触れてはいけないもののたとえ」ですよね。

そもそも「開けてはならない」という言葉、人間の心理を考えるといかがなものか?と考えてしまいます。
「浦島太郎の玉手箱」「鶴の恩返しのふすま」「舌切り雀の大きなつづら」もそうです。
みんな失敗してしまいました。
「開けてはならない」ではなく、他の言葉で言われていたら「たぶん開けなかったのに...」との思いになります。

協会では「開けてはならないではなく、触れてはならない」のたとえに「U事務局長の机」があります。
一度、ご覧になるとその意味がわかると思いますので、ぜひ、お近付き下さい。

ところで、皆さんの周りでも開けていないものがありませんか?
私の場合は「お守り」。
バチが当たるという迷信である事を知ってはいても、開けたことがありません。

ただお守りの効力は「1年間のみ」との事。
Suika定期券のように期限があるのです。

最近の神様は、現実的なのですね。

(本日の担当:k)

2021.06.23平和の祭典

本日は、オリンピックの日。
話題のIOC(国際オリンピック委員会)設立の日だそうです。

拙宅の隣接する市はオリンピック会場となるため、周辺での交通規制のプラカードが目に留まるようになってきました。
また近傍で「なでしこジャパン(サッカー女子)」が合宿しているなど、ムードも少しづつ高まります。

コロナ禍での開催が確定しましたので、
無事とも成功させ、感染拡大を防ぐ事も両立できたと自慢できる大会となるよう、関係者の皆様に期待しております。
会員企業の皆さんが建設しメイン会場となる新国立競技場は、「換気に優れた屋根なし構造」であること、今から思うと不思議ですね。

また、以前ブログで記しましたが、本日は「沖縄慰霊の日」です。

同県のみ緊急事態宣言が発令される中、追悼式や慰霊祭は中止や規模縮小に追い込まれるなど例年とは異なる形で迎えられているようです。
島々で20万人余の命が奪われ、壮絶な地上戦となった沖縄戦。
改めてご冥福をお祈りいたします。

(本日の担当:k)

2021.06.22死んだふりは有効か?

「クマに遭遇したら、死んだふりをした方が良い」という話を聞いたこと、多くの人があるのでは?
でもこれって本当なのでしょうか?

この話は、かの有名な「ファーブル昆虫記」のオオヒョウタンゴミムシの章に書かれています。
ただし、原本完訳では様相が異なり、「鳥は賢い」を強調する際に「たまたま間抜けなクマがいた」と比較のために書いています。
ファーブルは「鳥には死んだふり(死の擬態)は効果がない」というようにまとめています。

では、実際にはどうかというと...、
クマは「動いているものへの反応が早い」「顔を攻撃する」という点から、「顔を隠してひれ伏す行為(死んだふり)」は確かに有効なのかもしれないという意見もあります。
どっちなのでしょうか?
出会ってから、その場で考えましょう!!

ちなみに、
協会内で個室にいらっしゃるクマさんのご要望に対しては、ときおり「死んだふり」が成功します。
むろん、会員企業の皆様からのご要望に対したは、一切「死んだふり」は致しませんので、いつでもご連絡ください。

(本日の担当:k)

2021.06.21夏至

本日は夏至。
北半球で最も日照時間が長い日です。
東京では、冬至に比べ日照時間が約4時間長いそうで、本日の日の入りは19:00です。

夏至は、太陽が最も高い所に上がるので、「一年で一番暑い日になる」と思えるのですが、日本の場合、実際には「8月」ですよね。
一方の冬至(12月下旬)においても最も寒いことはなく、最も寒い時期は「2月」でしょうか

やや不思議さを感じてしまいますが、
「気温」は、日射により温められた地面および海面における「熱の蓄積」によるので、やや遅れて最大(もしくは最小)になるようです。
特に日本の場合、夏至の時期が梅雨と重なるため、他の北半球の地域に比べ、最も熱くなる日はさらに遅れるそうです。

ちなみに夏至では「全国的な祭り」などのイベントはありません。
旧来、この時期は農家が繁忙期なので、そのような行事がなのだそうです。

協会も6月下旬から梅雨明けの頃まで、繁忙期。
8月の最も暑い時期は、予定通り閑散期となりますように...。

とりあえず、あとひと月、乗り切りましょう。

(本日の担当:k)

2021.06.18偶然の名前

ちょっと堅い話を一つ。

朗らかの「朗」を使った句で「天朗気清、恵風和暢」をご存知ですか?
「天は朗らかに晴れ、空気は澄みきっていて、そよ吹く春風はおだやかにのどかであった」。
賢人 王義之の書(蘭亭序)。
「春風」はともかく、まさに本日の神谷町の様子です。

王義之は、永和九年(西暦353年)、山陰の蘭亭の集まりの様子について記しました。
その前段には「琴、琵琶、笛、笙、管、弦などの音楽の賑わいこそ無い」との静かな様子が描かれています。
ただ不思議なことに、本来、記してもよい「鼓(つづみ)」がありません。
「何か暗示があるのではと…?」と個人的に不思議に思う「気になる書」なのです。
もしかするとその蘭亭では「鼓」の音だけを静かに奏でられていたのかも知れません。

美術館にてその書を久しぶりに見たのが「3月」。
その月から協会の仲間になったBさんのご子息のお名前(鼓太朗 君)に、その「鼓」と「朗」があることを昨日知りました。
王義之を意識し、名付けたか否かはわかりませんが、さすがBさんですね。

流行りの「キラキラネーム」に比べ、
”たろう”という名付けは、近年、よみやすいだけでなく日本の伝統的な美しさが感じられ人気上昇しているようです。
2020年1月2月生まれの「たろうネーム」首位は、まさに「こたろう」。
2019年のよみランキングでも82位にランクインしているそうです。

数十年前にそれを想定していたとは...、王義之の如くの知恵者であるBさん、時代を先取りしているようです。

(本日の担当:k)

PAGETOP